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夏の北アルプス縦走〜その6〜

8月11日、起床は午前4時過ぎ。
身支度をして寝床のあった2階から1階へ。
今回は食べれなかった特製カレー。
それを作っている小屋スタッフのネパール人のポーターさんと記念撮影。
午前5時頃に出発。
雲は結構多いものの隙間から陽がさしているので良しかな。


最初は緑が豊な道でほぼ平坦。


しかし、しばらく歩くとザレの九十九折りの急登が。
止まらずにひたすら登る。
正直、下りだったら確実に足にくるなぁ〜なんて思いながら歩いて
登り続けるとようやくなだらかな登りに。

気付けば空は曇天に。
そんな時に小屋で出会ったトレラン3人組みが軽やかに走ってゆく〜。
荷物も軽そうだけどそれ以上に体力が凄い!

空は曇天だけど周りはお花畑♪


そうして、午前7時15分にこの日最初のピーク、間山に到着

ただ、のっぺりとした感じの山頂なので標識がなければ分からなかった。
ここで朝食休憩。
しかし、曇天で遮るものがなにも無いので風が吹くと少々寒い。。。
休憩をサクッと切り上げてリスタート。
しばらくは歩き易い感じの道。


雪解けが遅かったのか登山道の側まで残雪がある場所も

曇天のせいで雪と空が一体になってる。。。

のっぺりとした歩き易い登山道を歩く事、1時間半弱で道は一変。
登山道はガレとゴロのみに。
しかも、ひたすら登り。
登り始めようとした時に下りて来た方々が。
言った一言が『ようやくテトラポットが終わった〜』
テトラポットですと?!
登り始めて納得

子どもぐらいのサイズの岩がゴロゴロと。。。

結構登ると岩は少し平な感じになったけど、マークがあるので
それを見落とさないようにしながら慎重に。


登ると少しひらけた所があり岩場ではなくなるけど、それもわずか。

ここからひたすら岩場のアップダウンが。
歩いても歩いても曇天で先が見えず到着しない北薬師岳。
しかも、出会う人はほとんど居ない。
黙々と岩場の印を見落とさないようにしながらアップダウンを繰り返し、
途中で出会った逆から来たパーティの人に『まだ遠いですか?』
なんて聞きながら小休止を入れながら間山から歩く事3時間。
ようやく午前10時半に北薬師岳山頂に到着♪


by mie
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夏の北アルプス縦走〜その5〜

小屋で着替えてまったりしてから夕食を食べる為に外にある自炊場へ。
受付辺りが少々ガヤガヤしている。
どうやら、小屋に向かっている登山者さんの1人が疲労で行動不能に
なっているという連絡を受けて小屋の方が救助に向かっていました。
今回の縦走ルート、途中にエスケープルートがないハードコース。

大丈夫かなぁ〜と言いながら夕食準備。
夕方5時過ぎにこの日初の真っ当な食事(苦笑)

この日のメニューはα化米に天野フーズの『畑のカレー』,味噌汁,
じゃがりこで作った『ポテトサラダ』
もちろん、食後は珈琲を飲みつつまったり。

ご飯を食べながら気になっていたのが、小屋から吊るされている5色の布。
それを拡大したのがコレ

チベット仏教の安全登山祈願の『タルチョ』っぽい感じ。
去年登った時に昼食を食べた硫黄岳山荘でもあったのと似ている。

ここの小屋にはネパールから来ている方がスタッフとしていました。
どうやら、限定カレーはこの方の特製カレーらしい。
スタッフの方と話すと、シーズンオフで日本に来て働いているらしく
カトマンドゥ周辺でポーターとしてシーズン中は働いているそうです。
あの旗もその関係なのかしら?

お腹も満たされガスガスな外から小屋の中へ。
そうしている内に救助に向かった小屋の方と登山者の方が到着。
歳の頃は50〜60代のご夫婦。
落ち着かれた頃にお声をかけると、どうやら旦那さんが数年前に
大病を煩い元気になって再び登山を始めたのだとか。
出会わなかったけど、前日は五色ヶ原山荘に泊まっていたのだとか。
ここで出会った3組のご夫婦とソロの男性と最終日までほぼ同じ行程。

夕方5時以降の1階部分しか電気がなく、我々の寝床がある2階は
電気がなく暗闇の蚕棚。
昔ながらの小屋で場所によっては踏んだら床が軋んで沈むし。
トイレももちろん、男女一緒のボットン。

プライバシーなんてないけど、なんだか落ち着く良い小屋でした。
いよいよ明日は薬師岳越え!
明日もお天気だと良いなぁ〜と願いつつ、この日も夜8時前には就寝。

by mie
日記 : 22:56 : comments (x) : trackback (x)
夏の北アルプス縦走〜その4〜

3日目の8月10日はようやく晴天!
α化米のおにぎりにお水を入れて途中で朝食を取ることにして
軽く行動食を食べて午前5時40分過ぎ出発♪
昨日お喋りしたおじさんが『道が滑り易いから気をつけて』と
言っていたので気を付けながら進んでいると確かに所々滑り易い。
しかも、前日までの雨で水たまりが出来ているので気を付けながら。
この日の最初は木道で水平からゆるい登りの道。


ゆるい登りからある程度の登りになり午前6時半頃にこの日最初のピーク
鳶山に到着。


ここで荷物を置いて朝食タイム。
この先のルートもクリアに見えるし♪


しかし、近そうに見えて結構アップダウンがありそうな感じ?
次のピークまでは2時間以上と言われたけど、この時には
『近いしそんなワケないでしょ〜(笑)』と思っていたのを反省。

20分ほどまったりして山行再開。
ルートから見ても気付いていたけどまずは下りから。
アップダウンを繰り返しとはいえ、時折歩きやすい場所も


ピークの手前はトドメと言わんばかりのガッツリした登りが。
15キロのザックを背負って歩き続け午前9時半頃に越中沢岳に到着。


頑張ってきたのでまだまだ先は長いけど小休憩。
前日の雨の為にカメラのレンズに水が入って曇ってしまったけど

書いてある言葉は
『近くて遠いはスゴの小屋 アップダウンが続くよ!』
まさしくその通りでした。。。
ココももちろん歩き出しは下りから

ここからひたすら登ったと思ったら下るの繰り返し。
歩いても歩いても着かない次の目標地点である『スゴの頭』

途中の道は岩場の急勾配の下り

ザックが大きいので慎重に。

時にはこんな大きな岩の側を通り抜けたり

まるで大砲みたい!
ルートはちゃんとあるのですが、下から見上げると本当にルートある?
って思ってしまいます(苦笑)

大砲のような岩を通り抜けた後も気をつけないと印を見落としそうな
場所も


いくつアップダウンを繰り返せば良いのか。。。
と少し平坦になっている所になにやら標識みたいなのが倒れてる!
ようやく『スゴの頭』に着いたのか?!と近づいてガッカリ。。。

あっ、まだでしたか。。。
時刻は既に昼12時直前。
かれこれ休憩を挟みながらだけど6時間半経過。

ショックを受けても始まらないので先に進みます。
相も変わらずアップダウンが続くけど、強敵出没!
背丈ほどある岩場を鎖もなく下りろと?!

写真はまだ小さい岩の場所。
大きな岩の所は狭かったので安全優先で写真は断念。
ここからは大きな岩とハイマツの間を進んで行きます。


ようやく広い広場みたいな場所に到着。
ここにも標識が

いつの間にか『スゴの頭』を通り越して『スゴ乗越』に到着。
時刻は午後14時20分頃。
お昼はスゴ乗越小屋での限定カレー♪なんて言ってたけど無かった事に。

残すは小屋までの登りのみ!
行動食を食べて少し休憩して体力回復したので地道に登って行きます。
樹林を抜けたと思ったら急勾配の砂地。
見ると、上の方に木がありそこからロープが垂れてる。
それを頼りに登れってことか?
しかし、先行者が使ったロープを適当に投げた為に手が届かない。。。
ストックを使って引き寄せてどうにかロープを確保。
一応、切れないか抜けないかを引っ張ってみてから登り始め。

使ったロープは後方から来る人が使い易い位置に投げておいて。
これを抜けるとテン場に到着。
小屋はそこから少し先。
そうして15時半頃に小屋に到着。


一足先に行って受付を済ませてくれていた義妹さんと合流して
この日の寝床に。
2階の空いている所をご自由にだそうなので二段になっている下段に。
既に到着されている方々と話していると、前日の五色ヶ原山荘でみかけた
御夫妻や途中の休憩で何度か御一緒した御夫妻だったり。
ほぼ同じペースで歩いていた方々ばかり。


by mie
日記 : 23:01 : comments (x) : trackback (x)
夏の北アルプス縦走〜その3〜

鬼岳雪渓を越えた後に待ち構えていたのは垂直に近い鉄はしご。
雨で濡れて滑り易くなってるし背中には15キロのザック。
なので慎重に。
アップダウンを繰り返して午前9時50分頃に獅子岳に到着。


ここの付近は歩き易い感じで晴れてたらお花畑感があるんだろうけど。。。


この日スタートして既に5時間。
雨が降っているので休憩をすることなく行動食だけで進み続ける。
でもいい加減お腹空いた〜!

この日最大の下りのザラ峠に。


ここの手前で小学生の男の子とお父さんに遭遇。
これから私たちが進むルートを逆走してきたのだとか。
風が強くて飛ばされそうになったということで気を付けて。
と思ったのもつかの間、下りを歩き出して足を滑らせ転倒。。。
いい加減疲れてますね(^^;;
時折、吹いてくる強い風に煽られないようにしながら
九十九折りの雨のお陰でザレていない下りをひたすら下る。

下り終えてほぼ平坦になって木道を歩いていると分岐が。
足元にはわかりにくけど道標が


テン泊装備の方もとりあえずは五色ヶ原山荘へ。
義妹さんが先に行って受付をしてくれているので山荘へ。
本当なら予約が必要らしいけど、予約なしでも個室に。

上がる前に上がり口で置いてあるタオルで濡れたザックとかを拭く。
そして、びしょ濡れのレインウエアを持ってとりあえず乾燥室へ。
部屋で着替えて着ていたものもザックも乾燥室へ。
本当ならザックは乾燥室に入れてはダメらしいけど、人が少ないので
小屋の方が笑いながら見逃してくれました^^

小屋の方と話しながら、鬼岳雪渓のトレースがなかったこと、
数メートルほど滑落したことを伝えると驚いていました。
五色ヶ原山荘のスタッフさんが雪切りなどを週1回ペースでしていると。
数日前に行った時は、亀裂もなく鉄ハシゴも雪に埋もれてなかったと。
まさか数日でそこまで融雪が進むとは想定外だったようです。

と、お腹が空いたのでとりあえず食べ損ねていた朝ご飯のお弁当を。

既に時刻は14時50分頃。
美味しく完食♪

部屋に戻ってゴロゴロしていると外が晴れ始めてる!
ということで写真を撮りに外へ。
これが五色ヶ原山荘の外装


入口付近の看板


向こうに見えるのは雄山かなぁ?


と思いアップにしてみると立山雄山の神社の建物が


別方向をみるとチラリと見えるのは槍さま♪


ようやく見て見たかった五色ヶ原の美しい姿が



翌日の朝も早いので昼15時頃にお昼を食べたばかりだけど、
夕食の準備。
建物に入ってスグ横に自炊場が。
食べるのは、畳敷きでテーブルがある場所でマッタリ。
2日目の夕食は17時50分頃。

天野フーズのフリーズドライの丼の素で親子丼と
おかずになる具沢山味噌汁,ベーコンとキャベツの炒め物

食べているとソロで登って来ているオジさんに声をかけられお喋り。
逆ルートから歩いて来ているらしく情報交換をしつつ、
色々なことを喋っていると、元々同じ市に住んでいた方。
凄まじくローカルな話題で盛り上がり。
泊まりで縦走していると色々な方と出会えて楽しいのです。

1時間近くおしゃべりして翌朝が早いので撤収。
乾燥室に入れて置いたザックや靴もどうにか乾いたので回収して荷造り。
寝る前に食堂で水を頂き、午後8時過ぎに就寝。

by mie
日記 : 22:37 : comments (x) : trackback (x)
夏の北アルプス縦走〜その2〜

8月の内容途中で年越ししてしまったので年末年始の挨拶は割愛。

山行2日目の8月9日は午前3時前に起床。
前日お願いしたお弁当は途中で食べることにして身支度。
外を見るとまだ雨が降って風も少々キツそうな感じ。
一応、予報では午前9時頃には晴れるハズなのだけど。。。
雨脚がかなり弱まった午前4時25分頃出発。
先ずは浄土山へ。
歩いていると雷鳥が決して良いとは言えない視界の中で先導♪


スタートして35分ほどで浄土山登山口に到着。

ほぼ平坦とはいえ、滑らないように気を付けながら進んで行きます。

雪渓を越えるとひたすら登り。
結構な勾配で。。。
登り続けていると大きな岩に応援メッセージが。

読みづらいけど“ファイト”と書いていました。

ここから少し?登るとひらけた場所に。
とはいえ、浄土山山頂はもう少し先。
景色は浄土っぽかったですが。。。


浄土山には北峰と南峰があり、目指すは富山大学立山研究所の
建物がある南峰。
景色が見えないので、一旦展望台方面?に歩いて違うことに気付いて
分岐を別の方向へ。
午前6時45分頃、浄土山南峰に到着。


山頂を示しているのはコレだけで、このプレートもこの道標の一部


当初予定ではココ付近で雨が上がっていて朝食♪
だったハズだけどお天気はシトシト雨。
なので行動食を食べて写真を撮影してこの日の宿泊地の五色ヶ原へ。
ここからは一旦下り。
普段は下れると嬉しいのだけど、雨の日は滑り易いのでコケないように。

そばに龍王岳があって登れるのだけど、雨なのでそのままスルー。
浄土山南峰からアップダウンを繰り返して約1時間後に鬼岳東面に到着。


確か、ココって室堂の注意喚起の中に滑落した人がいるという場所。
見てみると確かに急勾配な雪渓

しかも、途中にクレバスなのかシュルンドらしき状態が見える。
これを下るってマジか〜!
と嘆いていても進めないので実践初軽アイゼン装着。
アイゼン付けて少々岩場と鉄ハシゴ下り。

しかも、ハシゴと雪渓の間にもシュルンドありますけど〜!
立つと予想以上に勾配がある。
慎重に下っていると、アイゼンが刺さり切らずまさかの滑落。
誰がって私がです。
このまま行くと真ん中にあるクレバスに入る!と思い、
ザックの重量と怪我を覚悟で斜面にアイゼンとストックが刺さるように
滑落しながら体勢を変えて数メートルの滑落でストップ。
あぁ〜怖かった〜。。。
よくかすり傷一つなく止まれたこと。

危ないのでペイントがなかったけど、ある程度岩場を下ることに。
岩場を下った先に広がっているのも雪渓なんですが、こちらの方がマシ。
どうにかして雪渓を越えて少し岩場を歩くと再び雪渓。
こちらはルートらしきものがある

しかも、ほぼ平坦。

これを越えた辺りで行く先から来る登山者が。
この先の雪渓の状況を伝えて下から廻る方が良いことを説明。
ここから先は雪渓は無いのでアイゼンを外して収納。

この日の難所は鬼岳の雪渓だけではなかった。。。

by mie
日記 : 22:35 : comments (x) : trackback (x)
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