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2019-10-05 Sat
ぐっすりと熟睡して翌朝はガサゴソという音で目が覚める。
メンバーに寝ぼけ眼で尋ねたら、朝日が昇ってきて明神岳が焼けそう
ということだったので、急いで支度をして外へ。
相方さんだけ爆睡中でしたが(苦笑)
全体が見えるように明神橋を渡っていると、木の手すりにびっしりと結晶が
![](files/IMG_4410.jpg)
こんなに小さくても一つ一つはしっかり形ができています
![](files/IMG_4415.jpg)
寒いけど、起きて外に出てきて良かった〜。
明神岳は思ったほど綺麗には焼けてくれず残念。。。
たった30分足らずなのに、橋についていた結晶は戻る時にはすでに雫に。
戻って前夜の夕食の残りを温めて朝食に。
綺麗に食べて各々片付けをしていると、小屋の裏手の池に見えている!と。
何がって感じですけど、フロストフラワーです
![love](ico/mark_01.gif)
![](files/IMG_4420.jpg)
![](files/IMG_4422.jpg)
水蒸気の結晶で日本語だと『霜の花』らしい。
現れる条件は、
①湖の表面が凍っていて、氷の上に雪が積もっていないこと。
何より重要なのは、その氷があまり厚くないこと。
②気温がマイナス15℃以下であること。放射冷却で冷え込みが厳しい朝など。
③風が吹いていないこと。
By日本気象協会
他の宿泊者さんたちも急いで見に来ていました。
北海道の阿寒湖では見れるチャンスが多いらしいのですが、
まさか見れるとは思っていませんでした。
朝食を終えて小屋のご主人にお礼を言って、河童橋までの道中、
色々としながらお勧めスポットへ。
メインルートから少し逸れて中へ入った所に。
ベンチがありつつも静寂に包まれた空間。
そして、目の前に広がる見事に雪化粧をした穂高連峰
![](files/IMG_4448.jpg)
2年後の残雪期に稜線は無理だけど、穂高の頂には立ちたいなぁ。
そんな目標をメンバーで立ててみていました。
帰りももちろん、釜トンネルの出口までは徒歩。
ただし、帰りは下りだから楽かと思いきや、斜度が結構あるから
そこそこ疲れました。
ちなみに、事前にお迎えタクシーをお願いしておくと、大正池を通る時に
再び連絡をしたら良いタイミングでトンネル出口で待っていてくれていました。
オンシーズンだとこんな看板を見ることなく通り過ぎますが、歩いた証拠かな?
![](files/IMG_4504.jpg)
by mie
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2019-10-05 Sat
お昼を食べた後はこの日の宿泊場所まで1時間ほどの行程。
河童橋近くの小梨平キャンプ場には雪の中にもテントがチラホラ。
さすがにオンシーズンとは違って張ってあるのは山用のテントのみ。
居住性を重視した大きなものはさすがにね〜。
河童橋までは歩きやすい感じだった道も、小梨平から先は雪が多い。
ツボ足なので、時折雪を踏み抜いたりしながら気をつけて先へ。
河童橋から約1時間で宿泊場所に到着。
この日のお宿は『山のひだや』さん
![](files/IMG_4357.jpg)
冬場の宿泊は要予約で、予約をしたら宿のご主人さんが入山してくれます。
つまり、予約せずに行くと開いてないのです。
予約時に食事の有無を伝えておくのも必須。
なぜって、入山の時に食料も歩荷されるからです。
今回は素泊まりで食事は自炊。
受付を済ませて荷物を部屋に置いて周辺を散策。
お宿の場所は明神池の奥宮の近くで、オンシーズン時期は有料の御池も
この時期は人がいないので近くまでウロウロ。
![](files/IMG_4361.jpg)
夕方5時過ぎになると宿の食堂にランプの明かりが。
そう、電気が通っていないので、暖は薪ストーブで大きな囲炉裏も。
何組かのお客さんがいて、自炊する人、宿のご飯を食べる人それぞれ。
我々も自炊開始。
メスティン(西洋飯盒?)でご飯を炊きつつ、持ってきたコンロと鍋で
メンバーさんお手製のトマトチーズ鍋。
そして、メンバー6人の内、男性3名の誕生日が近いということで
ケーキを焼いてきてくれたのでサプライズでお祝い。
そうこうしている内に道中の車中でほぼ寝ていなかったので睡魔に襲われ
一足先に布団へゴー。
部屋は石油ストーブを夕食前につけておいたのでヌクヌク。
後から部屋に戻ってきたメンバー曰く、『豆炭あんか』を貸してもらえるらしく
夜中に足元が熱かったのだとか。。。
by mie
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