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2008-12-05 Fri
先日、授業が終わった時にある学生に不意に言われた一言。
「先生、またおにぎり作ってきてな!」
一瞬「?」と思ったけど、その学生に前期にせがまれて
おにぎりを作って行った事を思い出した。
“ゆかり”と“のりたま”を混ぜただけのおにぎり。
特別な具材を入れてないのに、気に入ってもらえたらしい。
私が「何の変哲もないおにぎりなのに」と苦笑すると、
学生は「気持ちがあっておいしかった」と返答。
その一言に思い出した昔の言葉。
それが今日のタイトルの
「手がおいしい」
でした。
それを聞いたのは、私が小学5~6年生の家庭科の授業中。
話の流れは完全に忘れたけど、妙に「手がおいしい」だけは
残ってました。
「手がおいしい」というのは、がおいしい味がするのではなく、
手作りのものは、調理する人が食べる人の事を考えながら作る料理なので
おいしくなる。という事。
何気に毎朝にぎっているおにぎりだけど、学生の分をにぎっていた時は
“ゆかり嫌いだったらどうしよう。。。”とか“どれぐらいの大きさがベスト?”
なんて考えながらにぎっていた気がします。
確かに、店で売られている惣菜も美味しいけど、親が作ってくれた料理の方が
美味しいと感じます。
これも、一つの「手がおいしい」なのかな^^
by mie
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