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夏の北アルプス縦走〜その2〜

8月の内容途中で年越ししてしまったので年末年始の挨拶は割愛。

山行2日目の8月9日は午前3時前に起床。
前日お願いしたお弁当は途中で食べることにして身支度。
外を見るとまだ雨が降って風も少々キツそうな感じ。
一応、予報では午前9時頃には晴れるハズなのだけど。。。
雨脚がかなり弱まった午前4時25分頃出発。
先ずは浄土山へ。
歩いていると雷鳥が決して良いとは言えない視界の中で先導♪


スタートして35分ほどで浄土山登山口に到着。

ほぼ平坦とはいえ、滑らないように気を付けながら進んで行きます。

雪渓を越えるとひたすら登り。
結構な勾配で。。。
登り続けていると大きな岩に応援メッセージが。

読みづらいけど“ファイト”と書いていました。

ここから少し?登るとひらけた場所に。
とはいえ、浄土山山頂はもう少し先。
景色は浄土っぽかったですが。。。


浄土山には北峰と南峰があり、目指すは富山大学立山研究所の
建物がある南峰。
景色が見えないので、一旦展望台方面?に歩いて違うことに気付いて
分岐を別の方向へ。
午前6時45分頃、浄土山南峰に到着。


山頂を示しているのはコレだけで、このプレートもこの道標の一部


当初予定ではココ付近で雨が上がっていて朝食♪
だったハズだけどお天気はシトシト雨。
なので行動食を食べて写真を撮影してこの日の宿泊地の五色ヶ原へ。
ここからは一旦下り。
普段は下れると嬉しいのだけど、雨の日は滑り易いのでコケないように。

そばに龍王岳があって登れるのだけど、雨なのでそのままスルー。
浄土山南峰からアップダウンを繰り返して約1時間後に鬼岳東面に到着。


確か、ココって室堂の注意喚起の中に滑落した人がいるという場所。
見てみると確かに急勾配な雪渓

しかも、途中にクレバスなのかシュルンドらしき状態が見える。
これを下るってマジか〜!
と嘆いていても進めないので実践初軽アイゼン装着。
アイゼン付けて少々岩場と鉄ハシゴ下り。

しかも、ハシゴと雪渓の間にもシュルンドありますけど〜!
立つと予想以上に勾配がある。
慎重に下っていると、アイゼンが刺さり切らずまさかの滑落。
誰がって私がです。
このまま行くと真ん中にあるクレバスに入る!と思い、
ザックの重量と怪我を覚悟で斜面にアイゼンとストックが刺さるように
滑落しながら体勢を変えて数メートルの滑落でストップ。
あぁ〜怖かった〜。。。
よくかすり傷一つなく止まれたこと。

危ないのでペイントがなかったけど、ある程度岩場を下ることに。
岩場を下った先に広がっているのも雪渓なんですが、こちらの方がマシ。
どうにかして雪渓を越えて少し岩場を歩くと再び雪渓。
こちらはルートらしきものがある

しかも、ほぼ平坦。

これを越えた辺りで行く先から来る登山者が。
この先の雪渓の状況を伝えて下から廻る方が良いことを説明。
ここから先は雪渓は無いのでアイゼンを外して収納。

この日の難所は鬼岳の雪渓だけではなかった。。。

by mie
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