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2015-09-07 Mon
本編(笑)がナゼか〜その17〜まで伸びてしまったので割愛した内容を少々。
登山中や小屋などでコレってどうよ?!って思った事などですが。
蝶ヶ岳から常念岳を越えて小屋に降りる時のこと。
途中でノンビリ休憩しながら降りていたら上の方から女性の声で「いし〜」
と一言。
それに呼応するように別の女性の声で「いし何〜?」とノンビリした声。
降りていた道はガレに近く小石とかを転がし易い場所でした。
山で「いし」と言えば“落石”であり、登山する方なら「ら〜く(落)!」
と大声で知らせるのが通常。
なのに、「いし〜」と「いし?何?」ってどうなんでしょうか?
そんなに多くないのだから山用語ぐらいさ・・・と思ってしまいました。
そして、最後に泊まった燕山荘での夕食時のこと。
当たり前のことですが、相席です。
食べながら、どこからですか?なんていう会話をして色々話すのですが、
同じ並びに座ったソロ中年男性登山者は雪山経験もある方でした。
お向かいに座ったご夫婦?と会話をした時にアレ?って思ったのですが、
「どこからですか?」と尋ねると
「下からです。全然初心者向けではなかったですよ」との返答。
燕山荘の場合、普通は“下”というのは中房温泉からなので、
「合戦尾根ですか?」と尋ねると、
「いえ、登山道を登ってきました」との返答。
いや、それは合戦尾根ではないのか?と思っていると、
「途中の休憩小屋でスイカが食べれる道ですか?」と義妹さんが尋ねると
「そうです」との返答。
そうです、そのご夫婦?は自分たちが歩いたルートが何なのかを知らず
歩かれて来たみたいです。
今年の夏頃に発売されていた登山系の雑誌に“北アルプスに行こう”
という感じの記事が結構みられました。
合戦尾根は北アルプス初心者向け的な事も書かれていたりします。
確かに、三股ルートなどに比べて整備されていて、休憩ベンチもあります。
人も多いです。
でもね、北アルプス初心者であって、登山初心者ではないんです。
高尾山を歩く気分で来れる場所でもないです。
自分の登っているルートが分からない人が迷ったらどうするんでしょう?
合戦尾根は迷うような場所は降りていてなかったですけど、ケガしたら?
誰かに助けを呼んでもらうんでしょうか?
今年の長野県警山岳救助を見ていると、
「北アルプスでコンパス・地図を持たず道迷いで救助」とありました。
ルートが鮮明であっても、自殺行為でしかないと思います。
もう少し、危機感と緊張感を持って山に行って欲しいなぁと思います。
で、真面目な話はココまでで、今回の山行では山小屋で買い物をしました。
蝶ヶ岳ヒュッテでは体調が悪くそんなどころではありませんでしたが。
常念小屋では手ぬぐいとバッチ
燕山荘ではバンダナ,バッチ,T−シャツ
ちなみに、T−シャツは有明荘での入浴後の着替えで着ました♪
メリノウールで着心地抜群です♪
有明荘からバスで駐車場まで戻って高速を乗る前に穂高駅前に。
穂高駅前にあった地図
穂高の駅は良い感じの雰囲気がありました。
有明荘から乗ったバス車内で常念岳の下りで出会ったご夫婦と再会。
お互いに“アラっ”って感じでした^^
降りる際にご挨拶したら「またどこかの山で会いましょう♪」との一言が。
多くの山で会う可能性は低いです。
山での出会いは一期一会に近いもの。
でも、そうやって「またどこかの山で」という約束出来るのって
このギスギスした社会の中では嬉しいものです^^
登ってから1ヶ月が経とうとしていますが、良い時間だったと思います。
by mie
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