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北アルプス大縦走〜その11〜水晶小屋へ

雲ノ平山荘に宿泊した翌日である8月9日は、サブザックに水と貴重品と
レインウェアと行動食を入れて他の荷物はザックに。
小屋の方に声をかけてザックを指示された乾燥室の端において身軽で
午前6時過ぎに出発。
お天気がイマイチで寒かったのでレインウェアの上を着てヘルメット装着。
まさしく雲に覆われた雲ノ平


とりあえず、水を汲みにテン場へ。
山荘では手を洗うのも戸惑うほどの水量しか出ないのに、
テン場の水場は豊富で水場のホースにコックがある訳でもなく
出続けている。
しかも、冷たくて美味しいし。
とりあえず、ハイドレーションに汲んで、分岐まで戻り前日歩いた巻き道に。

荷物が少ないので身軽に歩いて前日スルーした祖父岳との分岐に。
水晶岳に行くのにまず祖父岳を登って越えないと。。。
意外と途中から岩が大きくガレとゴロの間って感じでしょうか?
結構な勾配をゆっくりと気を付けながら登っていきます。


前方に雲ノ平山荘までの3日間お会いした山神T−シャツの御夫妻の姿が。
7時50分頃、祖父岳の山頂に到着。
山頂で丁度アウターを着るのに止まっていたのでお声をかけて
お願いして写真を撮らせて頂くことに♪
アップはしませんが、素敵な写真が撮れました^^
それまではずっとガスガスで視界が悪く青空なんて見えなかったのに
写真を撮影する瞬間だけガスが晴れて青空が!
山の神様に感謝!

実は、この必然的な感じで通った祖父岳の山頂、4日目にして初ピーク。
3日間、移動していただけで山頂を通ってなかったのですが、
ピークを踏むだけが登山でないのでこういうのも良いかなぁ〜

木に書いてる文字が読めないのは気のせいではなく、
現地でも薄くてほとんど読めませんでした(苦笑)
書いていたのは“祖父岳”と。標高は2825メートルです。

再びガスガスで肌寒いので御夫妻とは再会を約束して先へ。


ハイマツ帯の中を歩き一旦下り、8時45分頃に岩苔乗越に到着。



身体が冷えるので写真だけ撮影して先へ。
15分程度でワリモ北分岐に到着。
鷲羽岳方面に行く人が大きなザックを分岐に置いて水晶岳にピストン


翌日は荷物を持ってここまで再び上がって鷲羽岳を越える予定。
ここも写真だけ撮影してとりあえず水晶小屋を目指します。
ここから水晶小屋までは最後の登りを除いてほぼ稜線歩き。
道は結構広く、途中、お花畑みたいな場所も


かと思えば、下を覗き込めばこんな深い谷が


ガスガスで寒いので止まることなく歩きつづけ、山頂に登る前に小屋に。
ワリモ北分岐から30分ほどで看板登場

ともすれば見落としそうなほどの小さなもの。
登り道を歩き10分で分岐に到着


その近くに水晶小屋があり、9時45分到着。


寒いのでとりあえず中に入って温かい飲み物を注文。しばし休憩。


by mie
日記 : 20:38 : comments (x) : trackback (x)
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