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2016-09-19 Mon
水晶小屋で寒かったのでホットカルピスを注文。
飲みながら、小屋で出発を迷っていた3人組みの女性とお喋り。
色々と話しながら自炊の話しに。
自炊のメニューを聞いたり話したりしてしばし休憩。
年齢不詳が災いして?女性から「小さい頃から一緒に登っているんですか?」
と質問。完全に親子扱いされてます(苦笑)
ちゃんと、関係性を訂正したら驚いてました(^^;;
髪の毛バッサリ切って、ほぼノーメークなので幼く見られたらしい。。。
嬉しいのか悲しいのか微妙なところです。
結局、30分以上小屋でまったりして水晶岳に出発。
最初は歩き易い道で、そう進まない内に岩場に突入。
ガスガスとはいえ、雨が降っている訳ではないので岩場は乾いていて
八ヶ岳の時より断然歩き易い。
岩場があり、ザレの登りがあり
途中で水晶岳(別名、黒岳)と呼ばれる通り水晶鉱脈が
もちろん、国定公園内なので拾って持ち帰ると罰せられるので見るだけ。
山頂直下の岩場をどこから登ろうかと思っていると、山頂にいた男性に
「このルートが一番登り易いと思いますよ」と声をかけて頂き、
11時25分、標高2986メートルの水晶岳に登頂♪
水晶岳から尾根続きで赤牛岳に通じているらしいのだけど、
ガスガスで見えませんでした。
山頂までの途中はガスガスだったのに、山頂で写真を撮影していると
チラリと青空が
一瞬だけ雲ノ平を覆っていた雲が抜けた瞬間に撮影
小さく写真の真ん中に雲ノ平山荘がチラリと。
続々と人が登ってきたので、下山開始。
ザレ場や岩場で足を滑らせないように慎重に。
再び水晶小屋に入って“力汁”と“おしるこ”を注文してシェア。
力汁は豚汁の中に焼き餅が入っていて、それだけで満足できる1杯。
小腹も満ち足りたので雲ノ平山荘に向かって出発。
水晶小屋を出る時に小屋のお姉さんが心配そうに小屋の外をウロウロ。
どうやら誰かを待っている様子。
尋ねてみると、7歳の男の子が初めて1人で歩荷して上がってきてるらしい。
下って行くと、そんなに歩かないうちに一人で歩いている男の子と遭遇。
あれ?この子は前日に三俣山荘で三ツ矢サイダーを渡してくれた若旦那くん。
座って休んでいたので話しかけると、山荘オーナーのお孫さんで
三俣山荘から黒部川源流を越えて岩苔乗越を越えて歩いてきたらしい。
テーピングテープとかを入れた小さなザックは見た目に反して重量が。
しかも、ケータイの電波が入らない場所が多いので無線機をセットして
可愛いのにシッカリした歩荷中の若旦那くんと分かれ、山荘へ。
行く時はガスガスで見えなかったけど、帰りはガスが一時的に晴れて
気持ちのいい道がクリアに
やっぱり雲ノ平山荘は遠いわ。
ワリモ北分岐からの尾根道
途中で“いわひばり”と遭遇
歩いているとチラリと見える雲ノ平山荘とは違う屋根が。
それこそが日本の秘湯中の秘湯で最奥の温泉である“高天原温泉”
今回は時間の関係で諦めたけど、次回は是非高天原温泉も行きたいなぁ。
この日はテン泊予定だったけど、途中で小雨が降って来て次第に雨脚が。
ということでこの日も小屋に泊まることに決定。
夕方16時頃に無事に小屋に戻って宿泊手続きを。
この日は雨ということもあり、布団は3人で2枚を使用。
この日の夕食はアルファー化米のドライカレーにFDの牛肉のしぐれ煮。
そしてスープ。
持って来ていたシロップ漬けのフルーツを使って持って行った寒天で
フルーツ寒天造り。
寒天の良さは常温(30℃以下)で固まってくれること。
なので、作ってジップロックに入れて放置していると若干柔らかいものの
無事に凝固完了♪
早めにご飯を食べ終わった後は、前日見損ねた山荘オーナーのビデオ観覧。
雲ノ平山荘の変遷や水晶小屋の変遷を見て先人たちに頭が下がる思いが。
気になる方は是非見に行って下さい。
30分ほどで上映が終わり、外に出ると雨は止んで星がメッチャ綺麗。
薄いながらもミルキーウェイ(天の川)もはっきりと。
しかも、ペルセウス座流星群が近づいていたので流れ星まで。
メッチャ最高で贅沢な時間。
翌日の出発が早いので寝る前にザックを談話室の端に置いて就寝。
by mie
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