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2018-03-15 Thu
小屋到着時間としてはかなり遅い16時30分過ぎに小屋前に到着。
そんなココは標高2320メートルの『太郎兵衛平』
この日の宿泊場所は
昼間までの人のほとんど居なかった場所と地続きとは思えないほどの
多くの人で賑わってる(^^;;
丁度山の日で富山テレビの中継もあるらしく、テレビ局のスタッフも
泊まっていて激しく混んでいて、布団は3人で2枚。
しかも縦に2枚なので、迷った結果斜めに寝ることに。
荷物を整理して談話室兼自炊室へ。
ここも混み合っていたけど、どうにか場所を確保して夕食作り。
夕食はマルタイラーメンに魚肉ソーセージと乾燥させている具材セット。
デザートは寒天にしなかったフルーツミックス。
食べていたら、フルーツミックスに注目されてしまいました。
縦走なのにフルーツを持ち歩いているのがビックリらしい。
準備をしていた時に外を見ると突如として大雨が。
食べ終わる頃には止んで夕焼けが綺麗でした^^
そんな談話室兼自炊室で途中ずっと一緒だったご夫婦と再会♪
食べ終わって布団の場所に戻ったけど、狭すぎて居づらい。。。
お隣のおばちゃん数人組が聞こえるような声でチクチクとした嫌味が。
言いたい事があるならハッキリと言えばいいのに。
という事で自炊セットは片付けてタブレットを持って談話室付近へ。
すると丁度、富山テレビの中継がやっている〜。
テレビ局の女子アナさんとゲスト?は登山家でもある市毛良枝さん。
撮影は禁止なので写真は残念ながら無し。
生放送を遠巻きに見ていると近くに小屋のスタッフのネパールの方が。
スゴ乗越の方とお会いした事を伝えると、スゴの彼は『ポーター』で
自分は『シェルパ』であり明確に違うそうです。
仕事にプライドを持たれているので混同してしまって申し訳なかったです。
放送が終わる直前に宿泊者を後ろに入れて食堂で撮影する。
との事だったのでプチ参加(笑)
放送が終了したら小屋のスタッフさんたちはようやく夕食時間。
我々は就寝しに布団に。
by mie
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2018-03-13 Tue
薬師岳山荘からはひたすら下り。
さっきまでの岩場はなんだったのか?!と思えるほどの緑がいっぱい。
下りが終わったらいい感じに広々として開けた場所が。
そんな場所の名前は『薬師平』
少し進むと一気に樹林帯に突入。
沢道をひたすら下って行く。
途中で分岐があるものの、テン場にテントを張って空荷で薬師岳に行く
登山者とすれ違ったり。
荷物が重いのと疲れているので沢で濡れている岩や木で滑らないように
注意しながらひたすら下って行く。
そうしてようやく沢道を抜けたと途端に砂と大きな石がゴロゴロと。
こっちの方がよほど歩きやすい。
その先には色とりどりのテントが。
しかし、小屋泊まりなので太郎平小屋を目指して木道と階段を。
お空は地味に雲が湧いてきて嫌な感じ。
ひたすら続く木道の先にチラリと見えるエンジ色の建物が。
by mie
日記 : 22:29 : comments (x) : trackback (x)
2018-03-01 Thu
北薬師岳に到着したのでしばし休憩。
ここから薬師岳は標高差にして26メートル程。
普通ならば心地よい稜線歩きのスタート♪
のハズがそんな優しくなかった。。。
まだまだ続くよ岩場歩き。
急だし、転けたら滑落は免れない下り。
ザックがひっかかるので後ろ向きに慎重に。
途中、間違いなく尾根歩きなんだけど大好きな状況とチョッと?違う!
岩場なので足の置き場は細いところは足1歩のみ!
本来なら怖いのかも知れないけど、岩場歩きから少し開放された
尾根歩きは楽しいハズ!だけど歩いても歩いても薬師岳が見えない。。。
ガスガスだと先が見えないからテンション上がらないしめげるわ〜。
と思っていると突如としてガスが流れて青空が!
そして現れる薬師岳の山頂!
登り続けて見上げると山頂から手を振る人の姿が。
良くみるとスゴ乗越小屋で御一緒だった方々でした^^
『袖振りあうも他生(多生)の縁』と言った感じでしょうか?
北薬師岳山頂到着から2時間後の12時25分に薬師岳山頂に到着♪
もちろん、手を振ってくれた方々とも登頂を喜びあいました♪
北薬師岳までの人の少なさと比べて人が多い。。。
山頂にあった道標にはこんな言葉が
『登頂おめでとう。下りは浮き石に注意してね。
天候急変。昼寝はほどほどに』
こんなに素敵な景色だと昼寝もしたくなります(苦笑)
少し凝った感じの標識も
恒例の?三角点タッチ
山頂にあるこの小さな小屋?の中には薬師如来様が祀られています。
頑張ってよかったと思える素晴らしい景色。
お腹もすいたし薬師岳山荘でお昼を食べるために出発。
ここから薬師岳山荘まではなだらかなザレの下り。
北薬師側と同じとは思えない登山道の違い!
ノンビリ下りて13時50分過ぎに薬師岳山荘に到着。
小屋の奥の方にはこんな立派なものが
お昼ご飯は3人でシェア。
『月見うどん』と『肉うどん』と朝食の残りのα化米。
関西風のうどんでお出汁が美味しい〜。
疲れた身体に三ツ矢サイダーの炭酸と甘味。
そして、うどんのやさしい味が染み渡る〜。
もちろん、ここでも山頂で手を振ってくれた方々と再び再会(笑)
皆様はこの日はココに宿泊らしいけど、私たちは太郎平小屋なので
食べて少し休憩をしてこの日の宿泊地へ。
by mie
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2018-02-16 Fri
8月11日、起床は午前4時過ぎ。
身支度をして寝床のあった2階から1階へ。
今回は食べれなかった特製カレー。
それを作っている小屋スタッフのネパール人のポーターさんと記念撮影。
午前5時頃に出発。
雲は結構多いものの隙間から陽がさしているので良しかな。
最初は緑が豊な道でほぼ平坦。
しかし、しばらく歩くとザレの九十九折りの急登が。
止まらずにひたすら登る。
正直、下りだったら確実に足にくるなぁ〜なんて思いながら歩いて
登り続けるとようやくなだらかな登りに。
気付けば空は曇天に。
そんな時に小屋で出会ったトレラン3人組みが軽やかに走ってゆく〜。
荷物も軽そうだけどそれ以上に体力が凄い!
空は曇天だけど周りはお花畑♪
そうして、午前7時15分にこの日最初のピーク、間山に到着
ただ、のっぺりとした感じの山頂なので標識がなければ分からなかった。
ここで朝食休憩。
しかし、曇天で遮るものがなにも無いので風が吹くと少々寒い。。。
休憩をサクッと切り上げてリスタート。
しばらくは歩き易い感じの道。
雪解けが遅かったのか登山道の側まで残雪がある場所も
曇天のせいで雪と空が一体になってる。。。
のっぺりとした歩き易い登山道を歩く事、1時間半弱で道は一変。
登山道はガレとゴロのみに。
しかも、ひたすら登り。
登り始めようとした時に下りて来た方々が。
言った一言が『ようやくテトラポットが終わった〜』
テトラポットですと?!
登り始めて納得
子どもぐらいのサイズの岩がゴロゴロと。。。
結構登ると岩は少し平な感じになったけど、マークがあるので
それを見落とさないようにしながら慎重に。
登ると少しひらけた所があり岩場ではなくなるけど、それもわずか。
ここからひたすら岩場のアップダウンが。
歩いても歩いても曇天で先が見えず到着しない北薬師岳。
しかも、出会う人はほとんど居ない。
黙々と岩場の印を見落とさないようにしながらアップダウンを繰り返し、
途中で出会った逆から来たパーティの人に『まだ遠いですか?』
なんて聞きながら小休止を入れながら間山から歩く事3時間。
ようやく午前10時半に北薬師岳山頂に到着♪
by mie
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2018-01-17 Wed
小屋で着替えてまったりしてから夕食を食べる為に外にある自炊場へ。
受付辺りが少々ガヤガヤしている。
どうやら、小屋に向かっている登山者さんの1人が疲労で行動不能に
なっているという連絡を受けて小屋の方が救助に向かっていました。
今回の縦走ルート、途中にエスケープルートがないハードコース。
大丈夫かなぁ〜と言いながら夕食準備。
夕方5時過ぎにこの日初の真っ当な食事(苦笑)
この日のメニューはα化米に天野フーズの『畑のカレー』,味噌汁,
じゃがりこで作った『ポテトサラダ』
もちろん、食後は珈琲を飲みつつまったり。
ご飯を食べながら気になっていたのが、小屋から吊るされている5色の布。
それを拡大したのがコレ
チベット仏教の安全登山祈願の『タルチョ』っぽい感じ。
去年登った時に昼食を食べた硫黄岳山荘でもあったのと似ている。
ここの小屋にはネパールから来ている方がスタッフとしていました。
どうやら、限定カレーはこの方の特製カレーらしい。
スタッフの方と話すと、シーズンオフで日本に来て働いているらしく
カトマンドゥ周辺でポーターとしてシーズン中は働いているそうです。
あの旗もその関係なのかしら?
お腹も満たされガスガスな外から小屋の中へ。
そうしている内に救助に向かった小屋の方と登山者の方が到着。
歳の頃は50〜60代のご夫婦。
落ち着かれた頃にお声をかけると、どうやら旦那さんが数年前に
大病を煩い元気になって再び登山を始めたのだとか。
出会わなかったけど、前日は五色ヶ原山荘に泊まっていたのだとか。
ここで出会った3組のご夫婦とソロの男性と最終日までほぼ同じ行程。
夕方5時以降の1階部分しか電気がなく、我々の寝床がある2階は
電気がなく暗闇の蚕棚。
昔ながらの小屋で場所によっては踏んだら床が軋んで沈むし。
トイレももちろん、男女一緒のボットン。
プライバシーなんてないけど、なんだか落ち着く良い小屋でした。
いよいよ明日は薬師岳越え!
明日もお天気だと良いなぁ〜と願いつつ、この日も夜8時前には就寝。
by mie
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