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2019-05-04 Sat
手術から5日目の23日外来は午後からお休み。
この日は前日おさらばした点滴の針とも完全におさらば。
腕が自由になるって素敵~。
産婦人科病棟内だけでウロウロするのはいい加減つまらないので
外来が休診になった午後というか夕方を利用して外来をウロウロすることに。
ナースステーションで看護師さんに『インフルエンザとかで救急で来る人もいるから
マスクした方がいいよ』と言われてマスクをつけてパジャマの上から
ショールを羽織って散策開始。
先ずは同じフロアだけど外来との境になっている扉を開けてスタート。
午後休診の夕方とは言え、病院スタッフさんはチョコチョコ見かけます。
グルッと一周して久しぶりに階段をこけないように手すりを持ちながら下りて
下の外来へ。
救急の方々なのか、入院患者の家族なのかチラホラ人の姿が。
ここもグルッと一周してゆっくり階段を上がって病室へ。
やはり、全然歩くスピードがいままでと違う。
でも、気になっていた階段の上り下りがゆっくりでも出来たので良しかな。
寝る時以外は基本的にベッドで横にならずに椅子に座りながらテレビを見て
ノンビリ過ごす1日。
そろそろヒマを感じるのがこの頃でした。
手術から6日目の翌24日も前日とほぼ同じ感じの1日。
ただ、経過が順調で予定通りに抜糸が。
『抜糸』って何をするのだろうか?と思っていたら、お腹に貼っていたテープの張替。
正確には、細かく貼っていたテープを一旦全てはがして、ザックリとした間隔に。
上から貼っていた防水テープとは完全におさらば。
中は縫っていて、身体の中で溶ける糸を使用していて、外だけテープらしいです。
色々と知ることが多いです。
by mie
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2019-05-04 Sat
手術翌日の20日は、目が覚めて体調に異常がないことを確認した後は、
とりあえず歩く練習。
歩けないとトイレにも行けないので尿管が抜けないのですよ。
看護師さんがやって来て、ベッドの背もたれを起こして上体を起こすけど、
そこから先がメチャクチャ痛いしツラい!
看護師さんはもちろん手を貸してくれないので、ベッドの手すりを掴みながら
時間をかけてようやくベッドに腰掛ける体制に。
しかし、そこで問題勃発!ずっと寝ていた状態から身体を起こしたからなのか
一気に血圧が下がってしまい、吐き気が。。。
看護師さんもワタワタしながら対応してくれて、一旦横になることに。
2時間後容態が落ち着いていることを確認して再び起き上がることに
トライするも再び血圧低下して吐き気が。
看護師さんに『お酒とか飲まないとか弱い?』と聞かれたので『ほぼ飲めないです』
と答えると、硬膜外麻酔が原因ではないか?との結論に。
じっとしている分にはそんなに痛みがないので硬膜外麻酔を取ることに。
その後、再び起き上がると血圧は多少下がったものの、どうにか立ち上がって
トイレまでゆっくり歩いていけました。
なので、尿管は抜いてもらうことが出来て、手術後装着されていたT字体という名の
『ふんどし』とオサラバして普通の下着着用。
トイレに行きたい時はナースコールをしてくださいと言われ、再びゴロゴロ。
と言っても、起き上がるには辛すぎるし何も出来ない状態。
無事にガスも出て水は飲んでもOKに。
この時点で午後1時過ぎ。
ただし、再び問題勃発。
この日の夕方から再び飲食厳禁に。
何故かと言えば、まさかの腸閉塞になってしまったので。
その為、点滴で腸を動かす薬が夕方から追加。
ただ、その薬のせいで今度は吐き気と戦い続ける羽目に。
どうやら、硬膜外麻酔に吐き気止めが入っていたらしいのだけど、
それを取ってしまったので余計に吐き気が。。。
一晩中吐き気と格闘。
夜にナースコールを押すのも申し訳ないので、必死に起きてトイレに行きつつ
給茶機の水でうがいしつつ、吐き気と格闘。
流石に夜中に辛くて吐き気止めを点滴に追加してもらい少しましに。
それでも、2時間に1回ぐらいのペースで起き上がってはトイレに。
おかげで、手術翌日の夜中には一人で起き上がって歩けるように(苦笑)
ただ、点滴棒がないと歩けませんでしたが。
あまり満足に寝れなかったけど、夜中に寝なくても昼間寝れるし~。
という発想の転換で深刻に考えずボーっとしながら一晩経過。
一晩中吐き気と格闘した翌日、21日の朝に点灯で来た時は寝ていました。
看護師さんたちは状態を知っているので、メンタル的に凹む事を心配していました。
おかげさまで?私はそんな程度で凹む軟弱なメンタルなんて持ち合わせておらず。
午前中に様子を見に来た看護師さんに椅子に座り笑顔であいさつして話をする
メンタルの強靭さに?ビックリしていました(^^;;
一晩中苦しんだおかげで?腸閉塞はどうにか21日の夕方に解消して、
再び飲水解禁。
ご飯を2日以上食べてないけど、点滴のおかげか意外と空腹を感じない。
でも、口から水が飲めるのってありがたい!
ただ椅子に座り続けるとかはまだまだツラいし、タブレットを触るのも疲れるので
21日は入院病棟の中を少し歩いただけで、少し椅子に座ってテレビをみては
ベッドでボーっとしたりして1日終了。
入院5日目、手術4日目の22日は朝から食事も解禁。
ほぼ4日ぶりの食事は五分がゆからスタート。
正直、おかゆって好きじゃないんですよね~
おかずもおかゆも数口食べて終了。
作って下さった厨房の皆さんには申し訳ないけど。
でも、口からものを食べれるのはやっぱり良いよね。
この日から少しずつ椅子に座って過ごすように。
お昼は全粥になり、夕食から常食に。
食事も半分ぐらい食べれているから。ということで点滴ともおさらば。
なので久しぶりのシャワー解禁。
切った後は半透明の大きなテープが貼られているだけですけど?
って思い心配で聞いたら、防水テープなので大丈夫なんだとか。
点滴の針はまだ入ったままなので、点滴の部分をサランラップとかで養生してもらい
シャワーを浴びるけど、髪の毛洗うのに手を上げると傷口が少々痛い。
大丈夫と言われつつも心配なので慎重に身体を洗いながらシャワー終了。
この頃には点滴棒なしでもゆっくりでも一人で歩けるようになり、
ベッドから起きるのも少しずつコツも掴んで痛みもマシになってきてスムーズに。
ただ、笑ったり,くしゃみしたり,咳をしたりと腹筋に圧がかかる行動は
もちろん激痛がセットになって付いてきます(笑)
休み休みタブレットを触ったり、テレビをみたり。して1日が終了。
by mie
日記 : 22:03 : comments (x) : trackback (x)
2019-05-04 Sat
入院当日は相方さんも仕事を休んで付いてきてくれました。
とりあえず入院手続きを。
4人部屋が良かったけど、空きが無いということで2人部屋へ。
後々、それが良かったと思ったことが。。。
案内係の方と病棟へ。
入院していた総合病院は産婦人科のみ他の科と入院フロアが違っていて、
大きな鉄扉の先は外来の検査室などが。
病室に案内してもらうと意外と広くてゆったりしている。
しかも、テレビカードなしでテレビも見放題。
言われた通りにパジャマに着替えてゴロゴロ。
利き手ではない左手首には患者名などが書かれたバンドが。
相方さんはこの日は居てもすることがないので、翌日の手術前に来る事で帰宅。
お昼(病院食)を食べてから麻酔科医の説明を聞きに別フロアにある部屋へ。
映像を見ながら麻酔科医の色々な説明を聞き、同意書にサイン。
部屋に戻ってA先生の回診を受けて翌日の手術は午後2時頃からに決定。
飲み物(水とかお茶)は翌朝10時まで飲めるけど、食事が出来るのは午後9時まで。
ということで、外来が終わった17時頃に院内のコンビニに行ってお菓子を購入。
夕食(17時半~18時の間)の後に美味しく頂きました。
午後9時を過ぎると看護師さんがやってきて電気を消されて就寝。
普段の睡眠不足を補うがごとくしっかり寝させて頂きました(笑)
翌朝は午前6時過ぎに電気をつけに。
この病院の起床と点灯時刻は午前6時です。
手術当日(12月19日)は朝から弾性ソックスを履いて手術着に着替え。
フリーサイズでサイズが大きいので肩が落ちてくる。。。
フロアには基本的に男性は居ないとはいえ流石にね~
見かねた看護師さんに軽く医療用テープで止めてもらいました。
この日は朝から点滴三昧。
こんな所にするの?って感じの左手首内側の上から2/3ぐらいの場所に
注射針を刺されて点滴開始。
外す時に見たら針ではなく柔らかい細い透明の筒でした。
看護師の山友さん曰く、注射針と共にさして針を抜いたら外筒だけが残る。
そんなシステムだそうです。
しかし、血圧を測る時も腕に巻くのは昔ながらのだけど、計測する機器が
水銀計ではなくデジタルの小さいもの。
そんなものもドンドン進化しているんですねえ~。
看護師さんに言ったら、看護師さんも学校では水銀計を使っていたらしいです。
ギリギリ飲める午前10時までお茶を頂いて、時間になったので残ったお茶は廃棄。
置いていると飲みたくなるし。
この日の担当看護師さんは前日の人以上にフレンドリーで面白い人。
様子を見に来ては色々と雑談をして去っていく。
相方さんが午後13時前にやってきてお喋り。
私以上に相方さんの方がやはりソワソワしている気が。。。
14時前にお呼びがかかって担当看護師さんと相方さんと一緒に歩いて手術室へ。
手術室って何かに乗せられて行くのかと思っていたけど、極一部の人だけらしい。
手術室の前室入口でA先生がお出迎え。
にこやかにお喋りをしつつ、相方さんとはここでお別れ。
前室にはドラマで見かける手を洗う場所が。
手術室が思ったよりも広い!
ココは心臓手術とか結構大がかりな手術で用いられる部屋で、普段用いる部屋が
別の手術で使用中なのでコッチを使うと教えてもらいました。
ベッドに上がったら思った以上に落ちそうなほど狭い!
でも、シートの下に電気毛布を敷いているのかポカポカ温かい。
しかし硬膜外麻酔の為に横向いたらホント落ちそうなんですけど~
って思っていたら、両サイドの看護師さんに「大丈夫ですよ」と言われてしまった。
そりゃそうですよね(^^;;
痛み止めの注射がチクッとした後に、硬膜外麻酔が。
一瞬押される感じがした後は「入りましたよ」の言葉と共に、背中から何か
液体が入って来るような不思議な感覚が。
改めて仰向きに寝て、胸に心電図の電極,指にパルオキシメーター,
腕に血圧計が付けられました。
少し斜め上を見ると大きな画面に計測中の機器のデーターが。
血中酸素量99%で正常値、血圧少し高めで少し緊張気味?
A先生と談笑しながら先生方の準備も整ったようで、口元に酸素マスクが。
先ずは新鮮で綺麗な酸素を全身に回してから、麻酔を入れるようで
言われる通りに深呼吸をしていると『今から麻酔を入れますね』の言葉の後
意識が完全に飛びました。
何かを言われた記憶がうすぼんやりあるけど不明瞭過ぎて。。。
次に完全に会話をしたのは相方さんと。
手術室から出て来て部屋に戻ってから、一旦帰宅して面会終了間際に再び
来てくれたらしい。
数言葉交わした後はぼんやりした状態と睡眠を繰り返し。
口元には酸素マスクがあって、指にパルオキシメーターが付いてたのは認識。
2時間おきぐらい?に血圧か何かを測られていた気がする。
正直、寝ているのか寝ていないのかよくわからない状態でした。
再び確実に覚醒出来たのは手術翌日(20日)の朝。
体調が安定している事を確認して酸素マスクやら機器類とオサラバ。
その時にようやく動けないものの覚醒していることを認識。
by mie
日記 : 20:54 : comments (x) : trackback (x)
2019-05-04 Sat
2018年の最後は12月18日からの1週間程の入院と人生初の手術でした。
きっかけは夏場に受けた人間ドックで。
婦人科検診で子宮筋腫を指摘されたので、8月末頃に近所の総合病院へ。
まぁ、月経もひどくて1日目2日目は夜中に痛みで起きたりしてたし、
薬飲まないと仕事できないほどだったし、貧血もひどかったし。。。
運よく?婦人科部長(女医のA先生)の診察で筋腫が2個以上あることが判明。
詳しく調べる為に、数日後にMRIを撮影することに。
画像診断の結果はA先生の診察日なので9月末に。
結果は子宮が複数の筋腫でほぼ埋まっていて、筋腫によって子宮自体が
ソフトボール大にまでなっている状態でした。
(正常なサイズの子宮は鶏卵ぐらいらしい)
A先生からサバサバとした口調で
①筋腫だけ切除することは出来るけど、体質的にまた出来る可能性が高く、
子宮を残したところで妊娠して胎児が成長する可能性がほぼ皆無であること。
②ホルモン剤で一時的に閉経状態にさせて筋腫を小さくさせること。
ただし、身体への負担が大きくホルモン剤使用中は閉経と同じ症状がおこり、
半年で一旦投薬を止めてしばらく休憩しないといけないこと。
人によっては筋腫が小さくならない人もいる。
③子宮を全摘出するか
の選択肢があることを告げられました。
画像を見た瞬間に速攻で全摘が脳裏をよぎっていた私は迷わず③の全摘を。
ホルモン剤は低量ピルを飲んだ時も体調が悪くなったので論外。
逆に先生の方が訊き返すほどのハッキリした迷いのない答えでした(苦笑)
その場でちゃっちゃと手術の日程も決定。
とりあえず、11月末に術前検査と家族への説明で来院することでこの日は終了。
仕事で不在だった相方さんに検査結果と決定事項を伝えると激怒。
まぁ突然、12月の中旬に手術して子宮全摘します。と言われたら驚くか。。。
My母にも電話で状況を説明してこっちは納得してくれましたが。
それから、11月末の受診まで色々と相方さんと話し合い。
相方さんも色々と考えてくれてどうにか承諾。
11月末の術前検査では肺活量や心電図など検査をされて全て異常なし。
A先生の術前説明で相方さん質問しまくり。先生も看護師さんも苦笑。
この日は入院手術に必要なものや書類一式を渡されて終了。
とりあえず、家に戻って書類一式に目を通して記入するところをして
ネットで調べてあったら便利だったものを翌日からチョコチョコと準備。
職場には9月の結果が出た時に入院手術することは伝達済み。
でも、大げさにされたくなかったので伝えたのは極々一部の方のみで
他の方々には表向きワガママ勝手に冬休み10日前から休むことにしました。
根掘り葉掘り聞かれるのも、変に気遣われるのも面倒だったので。
by mie
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