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初の3000メートル立山登山〜その5〜

一の越で朝食代わりに受け取ったお弁当で朝食を済ませて出発。
次は大汝山。
この頃には再びガスが

大汝山までは15分ほどのハズなんだけど、岩場で浮き石も結構多いので
気をつけて歩いていると25分近くかかってしまいました(^^;;
ひらけている所の少し岩の山があり、その頂上が大汝山
なので、大汝山のプレートだけ撮影


そのから数分で映画「春を背負って」のモデル&撮影場所のココに到着

ちなみに、この大汝山の小屋は基本的に山荘としての役割ではなく
避難小屋や休憩所としての役割なので、緊急以外は泊まれないらしいです。

とりあえず、お金を支払ってトイレに。
バイオトイレだけどメッチャ綺麗に整備されていて、臭いもほとんどなし。
正直、普通の駅トイレの方が凄まじく汚いし臭いです。

さて、大汝山の次は富士の折立をめざして出発。
その前に、フリースとレインウエアの組み合わせが暑くなったので
長袖シャツとソフトシェルに服装チェンジ。
足下には小石や砂利が入るのを防ぐためにスパッツを。
こんな姿で歩いてます。


歩き出して20分ほどで富士の折立との分かれ道に到着。
頂上に登ろうと思ったら、三点支持が出来ることが前提。
しかし、そんなことしたことないし〜。
ということで、自分の技量を素直に受け入れて山頂登頂は断念して真砂岳へ。
ちなみに、真砂岳も三角点や看板は一切なし(苦笑)

歩いていると岩場もあるけど、良い景色が癒してくれる。

真砂岳付近からは尾根道なので少しは歩き易い


真砂岳から大走り経由で降りれるけど、別山へ。
写真の人が小さくいる付近が別山山頂


少々疲れながらも歩き続けてようやく別山山頂に到着♪


雲が晴れたら遠くに劔岳が

そこに行くまでの道は雪渓だらけなのがよくわかる


バスの時間もあるので小休止と撮影を終えたら劔御前小屋に向かって出発。
歩いていると後ろから声をかけられました。
そりゃ、43cmのダッフィーをザックに止めて立山歩いてたら目立つわ(笑)
とある方からは「クマ避けのクマですか?」とか「写真良いですか?」とか。
声をかけられた方は10人ぐらいのパーティのリーダー格の方。
被っているのはタイガースのキャップで関西弁。
立山でお会いした方々の多くが関西方面の方ばかりでしたが。

劔御前まで話しながら山行。
どうやら、前日に室堂から薬師岳方面に行く予定が雷雨で予定を変更
したらしいです。
劔岳や槍ヶ岳にも登ったことがあるそうです。
そんな会話をしている内に劔御前に到着。
数時間振りのトイレに女子トイレ行列(笑)
そりゃ、あの気温の低さだと行きたくもなります。

トイレを済ませて雷鳥沢に出発。
雪解けしてから間もないので今まで以上に浮き石が多く危険な下り。
こんな看板もあるけど、そんなんムリです!

後ろからの落石と自分が落石させないように気をつけながらの下り。
結構、神経を使います。

下り続けているとついに森林限界を越えて背が低いけど木が生えてる♪
見かけなかった高山植物も


室堂の駅に到着するためには長い雪渓下りが。
軽アイゼンも持って行ったけど、ストックを使いながら体重を適度にかけて
滑る方が早いのでアイゼンなしで雪の下り

途中で雨が降って来たのでレインウエアとザックカバーを装着
曇っていても雪の反射で眩しいのでサングラスは必須アイテム。

振り返ると結構長い雪渓で


雪解け水も含まれる水量を多い川を渡り中。
渡った後は雪渓の登りが待っている


ようやく雷鳥沢キャンプ場に到着♪


この頃には再び晴れて数時間前までいた山頂が


ちなみに、とどめはここから刺されました。
室堂駅に行くにはここから40分以上の階段の登りが待ってます。
死にそうになりながら歩くのが背一杯な私。
写真は全て相方さんまかせ(笑)
登っている途中にも



みくりが池温泉の付近には看板も


前日はガスでよく見えなかったみくりが池もクッキリと。


ちなみに、駅まではみくりが池の端から10分近く歩きます。
どうにか駅に到着したら臨時バスのアナウンスが。
まだ最終バスの数本前の時間。
観光客らしき人たちと登山帰りの客が半分ぐらいづつ。
50分ほど乗って美女平駅に到着。

そこから、ケーブルの行列に並んで立山駅へ。
とりあえず、予想以上に時間がかかってしまったけど、怪我なくて良かった。
立山三山(浄土山,雄山,別山)は登ったけど、富士ノ折立には残念ながら
登れなかったので来年の夏にリベンジ!



by mie
日記 : 13:46 : comments (x) : trackback (x)
初の3000メートル立山登山〜その4〜

半端無いほどグロッキーな状態で寝た私。
翌日は午前5時前に起床したけど、完全に回復してスッキリ♪
登山服のまま寝たので、圧着タイツを履いて着替え終了(笑)
朝ご飯はお弁当にしてもらって前夜に受け取っているので、
部屋で行動食を軽く食べて午前5時半過ぎに出発。

朝イチで遠慮なしの登りの始まり〜


1時間ほど前まで雷雨だったけど、この時はガスがかかっている状態。
寝起きの岩登りは結構シンドイけど空気は凄まじくイイ!
歩いていると、こんなところでも生きてるのね♪って感じの巨大サイズの


砂と小石だらけの場所と岩場の交互での道。
登っていると次第にガスが晴れてきて遠くには凛々しい姿の槍ヶ岳が。

簡単には登れないけど、いつかあの頂点に立ってみたい!

今日はザックカバー無しで相方さんに背負われるダフィエルくん


振り返ると下の方に一の越山荘に室堂山荘辺りの宿泊組みが続々と


途中で小休止も含めながら1時間強で山頂まであとわずかの場所に。
その頃には雲の切れ目から周りの景色が


そして、山頂に目を向けると山頂のお社に宮司さんが

後で話しをきいたら、山開きから数ヶ月の交代で山頂にある社務所に
住まれているらしい。
もちろん、自力で登って自力で降りられるそうです。

そして、ついに山頂に到着。
振り返ると素晴らしい景色が


もちろん、ダフィエルくんも雄山山頂にタッチ


社務所でお祓いのお金を支払って宮司さんのいらっしゃる頂上へ。


時間が早かったのでお祓いは私たち3人と1体で。
登山者が増えると10人以上が一緒にお祓いを受けるんだとか。
ちなみに、「立山」という名前の山は存在していないそうです。
地名なんだとか。
その証拠に

でも、


とりあえず、お祓いも受けたし御朱印も頂いたのでココで朝食。
吐く息も白いのでコッヘルでお湯をわかして暖かいお茶でほっこり♪
食べていると一の越山荘でお会いした方々も登られてきました^^


by mie
日記 : 13:19 : comments (x) : trackback (x)
初の3000メートル立山登山〜その3〜

一の越山荘に到着して宿泊の手続き。
お客さんが多かったら大部屋と言われていたけど、運良く?2階の個室へ。
メッチャ綺麗という感じではないけど、3人が寝るには十分な広さ。
相方さん曰く、これでも冬場は雪に閉ざされていたのだから綺麗な方だとか。
とりあえず、ザックを置いてカメラと水と少量の行動食を持ってお出かけ。
目的地は本当は経由したかった浄土山。

少し進んで振り返ると晴れてきたので明日朝から登る道が。


浄土山は地図上では存在しているけど、三角点とか目印とかがないので
完全に地図頼り。

歩いていると雲の高さが良くわかる。


いたる所に高山植物のハイマツが。
我が家のダッフィーも興味津々(笑)


更に進むと雪渓の始まりの箇所が。
チョッと意外な感じでした。


足場が悪くて少し遠いけど、山の上では逆に雪がない。


とりあえず、おそらくココが浄土山山頂だろうということで

あっ、この子の名前は“ダフィエル”くんです。

遠目には雄山山頂に建物が


写真を撮影していると冷えてきたし、晩御飯の時間も迫ってきたので
再び山荘へ。
歩いていると、探していたのと遭遇♪
場所は富山大学立山研究所の前。


完全に夏毛の雷鳥さん。
近くには雛の姿もチラホラ
写真中央の石の上にチョコンと。


山頂に向かって歩いている時は大して距離は気にならないけど、
戻っていると結構進んでいたんだと改めて実感。
遠くに見える一の越山荘


歩いていると、ハイマツの隙間で生えていたシャクナゲ

チョッとションボリしているけど生命力に溢れている。
本来なら6月頃に咲くそうです。

そんなこんなで雨がポツポツ再び降り始めてきたので急いで山荘へ。
しかし、寒い!
タンクトップに半袖シャツにチョッと厚めの長袖シャツにレインウエアを
着ていたけどメッチャ寒い。
どう考えても気温1桁程度じゃない?って感じ。
だって、息を吐いたら白いし!
山荘に戻っても部屋に暖房があるわけではないし。

とりあえず、濡れたレインウエアとか帽子は乾燥室で干して乾燥。
乾燥室は暖房がガンガンに炊かれているので暖かい!
少し乾燥室で暖まってから部屋へ。
敷き布団1枚だと寒いので予備の布団もつかって2枚に。
服の上からフリースを着て掛け布団を軽くかけて寒さ予防。

それでもやっぱり寒いのでトイレ前にあったストーブの所へ。
ベンチに腰掛けながら暖をとりながら、先客のおじさんたちと会話。
そんなことをしていると晩御飯の時間に。
ちなみに、晩御飯は夕方5時から30分刻みで完全入れ替え制。
宿に到着した時に夕食の時間と札が渡されます。
山荘の方の呼び声で決められた時間に食堂へ。

入ってスグのカウンターで食事を受け取り席へ。
どうやらご飯はおかわり自由らしい。
この日のメニューはシチューと小さなコロッケ?と里芋と高野豆腐の煮物。
イマイチ食欲がなかったので、ご飯1/3とシチューを軽く食べて終了。

食べ終わったら、残飯入れに残飯を入れて指定された入れ物に食器を入れて
トレーをカウンターに返して食事終了。

食べ終わってから部屋に戻っても寒いので再びストーブの所へ。
先客で若い男性2人と女性1人が。
挨拶しつつ、色々と話していると徳島から来たそうな。
そして、更に顔を洗いに来た女性達とも会話。
男性の前だからとかっていうこともなくストーブを囲みながら洗顔。
水道の水は山の水なので顔が凍りそうなほど冷たいのだ。

暖まりながら色々な人たちと楽しく会話して部屋へ。
何もすることがないので、夜19時過ぎには就寝。


by mie
日記 : 22:32 : comments (x) : trackback (x)
初の3000メートル立山登山〜その2〜

室堂に到着したのは午前11時20分頃。

朝食も早かったのでとりあえず、室堂駅建物の店でお昼ごはん。
頼んだのは

白海老天麩羅定食。

周りにはツアー客もけっこういました。

とりあえず、登る前に高度順応ということで写真を撮ったりしてウロウロ。


その前に水を確保

この立山玉殿の湧水は無料で汲めるし、ペットボトルで売られているほど。

2日分の水として2リットルを確保して、荷物は9.5キロ超へ(苦笑)

駅の建物を出ると記念写真スペースで撮影と販売が


ついでに、みくりが池を見学
余りのガスでイマイチ見えない

少しガスが晴れたうちに


1時間ほどウロウロしてようやく、今日の目的地である一の越山荘へ。
写真真ん中上の小屋


歩き出そうとした瞬間に雨がポツポツと。
とりあえず、レインウェアとザックカバーを付けて出発。
しかし、10分もしない内に雷が!
近くには室堂山荘があったので軒下でとりあえず雨宿り。
でないと、1時間近く歩かないと山荘すらない状態に。

30分ほど待っていると雨雲もおさまって晴れ間もチラホラ。
改めて出発。
少し登り始めると雲の合間から良い感じの景色に


そして、登山道の端にあった夏道には雪解け水が

そして、高山植物も


いくつかの雪渓と夏道を越えて前に。
最低限の整備(雪がきってある)がされているけど、斜面の一部なので
ストックを突きつつ、慎重にあるかないと結構危ない。
途中で会った人はニューバランスのスニーカーにビニ傘で歩いてました。
流石に、途中で引き返していきましたが(苦笑)
一の越までの間に歩いた雪渓で一番長かったのかな?


写真でみると、よく歩いたなぁって思います。

最後の雪渓を越えると後は整備された夏道の坂。
道の端々にはやはり高山植物が。



いつも生活している高さで咲いてる花も良いけど、高山植物の方が
可憐なのに生命力の強さを感じます。

そんな感じで雨宿り後歩き始めて1時間半ほどで山荘に到着♪

標高2700メートルです。

by mie
日記 : 23:37 : comments (x) : trackback (x)
初の3000メートル立山登山〜その1〜

7月の3連休である19日〜21日で立山登山とその周辺観光に。

運良く?連休前日は職場の電気系統の点検ということで15時終業。
帰りに晩御飯と行動食を購入して家に帰り、早々に晩御飯とお風呂を済ませ
20時過ぎに一旦就寝。
23時半過ぎに起床して準備開始。

今回は車で移動するので真夜中に走ることに。
もちろん、メンバーはいつもの如く私と相方さんと義妹さんの3人。
深夜1時前に家を出発。
走ってる車も少なく、高尾山インターまで20分ほどで到着。
長距離移動の始まり〜。

今回は、高尾山から圏央道を走り鶴ヶ島JCTから関越自動車道を。
1時間ぐらい毎に休憩を入れながら、途中で濃霧と遭遇したり
大雨に降られたりしながらも富山目指してひた走る。
そして、長岡JCTからついに北陸自動車道に突入。

立山インターで降りる前にココで朝食と身支度。


相方さんはココで海鮮丼を食べたかったみたいだけど、時間が早くて
発売前だったので「うどんと白海老天麩羅」のセットを。
私は「うどんとます寿司」のセットを注文。

夜間走っていた人たちも多かったみたいで、女子トイレでは女性の化粧場に。
服装も登山用に改めて準備完了♪

立山インターで降りて立山駅の無料駐車場へ。
朝8時過ぎだったのに停まってる車が結構多い。
日帰り登山の方は既に登り始めている時間だし仕方が無いかな。

登る前にとりあえず


実は、今回の登山は3人プラスαだったりします。
そのプラスαは

天候がイマイチだったので、スタッフバックに入らせてます。

事前に予約していたので9時のケーブルに乗車。


7分ほどで終着の美女平駅に到着。
そこからバスに乗り換え、揺られること約50分。
途中の観光名所でスピードを落としてくれたり、車内では見所をビデオで
アナウンス付き紹介が。
完全に観光気分に。

今シーズンは終わったけど、まだ残っていた雪の大谷


そして、バスはついに室堂に到着。


by mie
日記 : 23:15 : comments (x) : trackback (x)
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