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ついに富士登山〜番外編〜

本編では割愛してしまった山荘でのお話。

宿泊した赤岩八合館は皇太子殿下が登られたプリンスルート上にある
数少ない山荘の1つ。
そして、山頂登頂するのに一番良いポジションにある山荘。
皇太子殿下も平成20年に登頂された際に宿泊されました。

色々と話しを聞かせていただきました。
なんと、登山される1年前に護衛の方々が下見に登頂されたらしく、
分刻みのスケジュールが決められていったそうです。
泊まられる際には、一番奥の2段目で侍従の方とカーテンで仕切られた
中で寝られたらしく、一般客は全てお断りをして護衛の方々とマスメディア
の人たちのみの宿泊だったそうです。

そして、ご飯などは普段と同じくカレーライスで自分で盛りつけ。
朝ご飯も自分でよそわれたんだとか。

夕食後は事前に調べられていたらしく山荘の方との会話をされたとか。
出迎える位置などの決まりとかもあったそうです。

山荘の中には皇太子殿下が宿泊された時の写真がパネルとして
飾られていました。

まさか1年も前から下見がされていたとは驚きでした。
こたつで会話してないと聞けない話しが聞けて良かった。
山荘の楽しみはやっぱり、一期一会ながらも宿泊者との会話です^^
積極的に人と話すのは苦手な部類に入るけど、山荘では別です。

アットホームな雰囲気満載な良い山荘でした。
登ってくる途中のトイレの無さは多いに困るけど、来年も泊まりたいです。
いや、来年も同じルートで登って赤岩八合館に泊まります。

頑張らなくても山荘の前から御来光が見える方角だし。

とりあえず、登山ブログはこれで一旦終わりでしょうかね。
秋になったら紅葉を見に登山しに行きます!
って、まだまだ続くよ時折な登山ブログ。
目標は小槍の上でアルペン踊りを踊ること!(笑)
そんな日はいつかくるのでしょうか〜



by mie
日記 : 20:53 : comments (x) : trackback (x)
ついに富士登山〜その5〜

周りのガサゴソという音を聞きつつ、ウトウト。
横で寝ていた方たちが出発されたのでチョッと移動して広々睡眠(笑)
午前4時半頃に目が覚めたものの、何となく外が明るくなっている
感じはするものの、どうみても強風が吹き荒れてる。
ヤバくないか?この状況。
昨日登って来た時よりも最悪な状況にしか思えない。

とりあえず、午前5時から朝食が食べれるということだったので起きだして
お弁当容器に入ってるハムエッグセットを貰い、温かいご飯を食べれる分だけ
入れて味噌汁を入れてもらい朝食。
素朴なほどの朝食だけどメッチャ美味しい。

食べてとりあえず荷造りしていると早朝から山頂に行った方々が戻ってきた。
みな寒さに震えてビッショリな感じ。
話しを聞くと、完全にホワイトアウトで何も見えず強風で寒い。
とのこと。
ということで、御来光も見えなかったし、天気の回復も見込めないので
素直に下山することに。
出発する前に小屋の横にあるトイレに行くだけで寒いし濡れるし。。。
長袖シャツにフリースを中に着て上からレインウェアを。
カメラも全てザックに収納。

風速15メートルぐらいの風雨の中、気をつけながら下山開始。
3メートルぐらいの先の人すら見えない状態。
周りは真っ白で同行者が居るから良いけど、一人だと恐怖そのもの。
7合目を過ぎた頃から少しづつ風が弱まりながらも雨が。
途中で雹混じりの雨にあいながら大砂走りをそのまま下山。
折角の大砂走りなのに楽しめない。。。

登るのに7時間以上かけたのに風雨の中3時間もかからず下山完了。
到着したのは

一番人気が無いという御殿場口。
標高3290メートルから標高1440メートルまでの高低差約1800メートル。
登り口の入り口には鳥居が


そんなこんなで富士登山は後ろ髪ひかれまくりの未練タラタラで終了。
帰りに箱根の日帰り温泉に寄って入浴と反省会。
山荘の方々には来年のリベンジを誓ってきました。
来年こそは絶対に御来光を見てお鉢巡りする!



by mie
日記 : 20:36 : comments (x) : trackback (x)
ついに富士登山〜その4〜

山荘に到着して宿泊代を支払って寝る場所へ。
この時、時計を見ると午後6時半。
登り始めて7時間後の到着でした。
大体布団2枚〜2枚半で3人って感じでしょうか。
それでも、この時期の山荘にしたらゆったりと寝れる広さだそうです。

荷物を置いて軽く着替えていると窓の外には月が

寒い中、外に出て撮影しようとすると月は雲の隙間へ


そうこうしている内に晩御飯の用意が出来たと声が。
晩御飯はカレーライス


使い捨てのトレイ?に好きな分だけご飯を盛ってカレールーも自分で
好きな分だけ盛るスタイル。
おかわり自由で唯一の条件は食べれる分だけ。ということ。
お茶もその都度大きなヤカンからお湯を注いでいれてくれるので
高度の関係で熱々とはいかないけど熱いお茶。

お茶を入れてくれたのは山荘でアルバイトしていた女の子。
なんと、今年大学に入ったばかりの大学1回生の女子大生。
京都の大学に行っているとかで、高校時代に登って宿泊してから
大学生になったらバイトしよう!と思っていたんだとか。
しかも、6月にバイトしていた所に辞表を出してまでの山荘でアルバイト。
ニコニコしてて礼儀正しく明るい良いお嬢さんでした。
来年も会えると良いな♪

食べ終わってから荷物を整理してから入り口横にあったこたつへ。
相方さんと山荘のおかみさんと若い男性3人組が。
入らしてもらい色々とお喋り。
男性の内1人は現役の中学校の先生をしているらしく、
大学卒業2年目の社会人だそうです。

色々な話しをしていると時刻は既に午後8時に。
翌日の朝も早いので就寝。
狭い中で寝ているので寝づらく、しかも高山病にならない為に隙間風が。
外は轟々と風が吹き、時折、小石が窓とかに当たる音が。。。
そして、午前2時過ぎ頃から周りがガサゴソと起きだす気配。
山頂で御来光を見る組が準備をして出発。
山荘の方々はこの時間は熟睡されていました。

by mie
日記 : 20:08 : comments (x) : trackback (x)
ついに富士登山〜その3〜

その2の最後写真の看板の下の方に書かれていたので分かると思いますが、
今回歩いているのは平成20年に皇太子殿下が富士登山の時に歩かれた
プリンスルート。
本当は宝永山馬の背を通るらしいのですが、強風の為に少々ルート変更。

時計は着けているけど、見る気にもならないので時間はわからず。
それでも、どうにか6合目に到着♪

そこで他のパーティの方々と会って色々と話しをして登ることを決定。

この頃には風も少しマシに。
といっても、風速10メートル超えですが。
それでも時折吹く強い風は風速15メートルは優に越えてる感じが。
実は、昼ご飯が強風の為に食べれずに行動食だけでの登山。
全てが風で砂まみれになるので普通のモノが食べれない状態に。

登っていると少しずつ風景も変化が


風との戦いによる疲労と満足に食事が出来てないワケのわからない空腹と
生理現象のガマンと戦い続けて数時間。
ようやくこの看板が


何時間かけて高低差600メートル登ってきたのやらって感じです。
ここから先は未経験の高度。
目の前に広がる景色はやはり違う。


側には目標となる看板が!


少し歩くと数時間前に見た看板の本物が

ようやくか!って感じです。

泊まる山荘までは後1.2キロ。
高低差290メートル。
なのにそれが途方も無く遠くてキツい。

砂走館の前にあった立て札は台風対策で倒されていました。



砂走館は宿泊する赤岩八合館の兄弟山荘で経営者は同じ方がそうです。
寒くなってきたので温かい飲み物を求めて休憩。
飲んだホットカルピスが半端なく美味しかった!
ここで寒さ対策の姿にチョイ変身して残り800メートルを強風の中
最後の力で山荘へ。
歩いていると遠くに見える宿泊する山荘が


寒さと強風の中歩いていると見えたのはタイミングが合わないと見えない

そう、影富士。

そんな変化し続ける影富士の姿をみながら必死になって赤岩八合館に。

山荘には義妹さんが一歩先に到着していて、入り口で山荘の方に
「お疲れさまでした。お連れの方が待ってますよ」と言われました。
山荘には途中で会った若者4人組が居て、「ダッフィーちゃんたち来た!」
って言われてしまいました(笑)

by mie
日記 : 20:02 : comments (x) : trackback (x)
ついに富士登山〜その2〜

この後数時間はトイレと出会えないのでここで再びトイレタイム(笑)
そして、山荘の左側を進まずに山荘を横切って宝永山へ。
最初は気持ち登っているかな?程度のほぼ平行移動。


ちなみに、今回の登山のこの子たちも一緒です♪


歩いて10分ほどで宝永山の姿がハッキリと


もちろん、前回の立山に一緒に行ったダフィエルもいますよ


ちなみに、新幹線からチョッとだけ宝永山は見えてます

富士山右側の少しポコッとしたところがそうです。

数枚前の写真のクッキリ見えているラインが歩く道。
登山道へ行くには一旦下り。
下って歩いていると風で雲が流れてきました。


歩いてしばらくすると立て札が

そう、ここは宝永山の火口。
しかも、登って降りてるから標高がスタートから20メートルぐらいしか
上がってないという事実(笑)

歩いていると結構な風が吹いてきたので途中で休憩しながらの登山。
遠くから見ると結構な角度がありそうに見えたけど、歩くと。。。


歩いていると集団が降りてくる。
前日から登ったグループかと思いきや、風の強さに富士宮ルートに
変更するために降りて来たという。
そう、進んでいると時折、立っていられないほどの突風が。
しかも、一旦登りきって尾根道に出た瞬間にさらに強い風が。
なんでも、男性が風が飛ばされて怪我をしたとか。。。

その時には10キロ近い重量のザックが風に煽られその勢いに負けて
立っていられずしゃがみこんだ瞬間に無数の小石が飛んで来て
身体に当たるということが5分に1回ぐらいのペースで。
イメージ的にはサバゲーでBB弾を数千発発射されてそのうちの半分ぐらいが
身体に当たるから無意識でしゃがみこんで頭を抱えるって感じ(苦笑)

台風中継で身体が飛ばされそうとかってアナウンサーが言ってますが
本当にそれぐらいの勢いの風。
おそらく、常に風速18メートルぐらいは優にあり、突風が25メートル越え
だったと思います。
冗談抜きに風が怖いって思いました。

登るか降りるか迷い約1時間。
結局、登ることを選択して宝永山の馬の背を諦め下山道を一部歩きつつ
登山道との合流地点を目指すことに。
遥か遠くに見えるのは御殿場口の建物


途中にあった看板には


ちなみに、この時点でまだ七合目なんて・・・って距離です。


by mie
日記 : 18:58 : comments (x) : trackback (x)
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